DX
DX推進と組織変革——両輪で進める変革手法
By 高橋 健司2026.03.21
DX(デジタルトランスフォーメーション)プロジェクトが期待どおりの成果を生まない最大の要因は、技術導入と組織変革の分離にあります。新しいシステムを導入しても、業務プロセスや意思決定のあり方、評価指標が旧来のままであれば、デジタルの効用は限定的なものにとどまります。本稿では、ピークアドバイザリーが多数のDXプロジェクトを支援するなかで確立した、DXと組織変革を両輪で進める手法を紹介します。第一の原則は「業務プロセスと評価指標の同時刷新」。データ基盤を整備するだけでなく、データに基づく意思決定が評価される人事制度や、部門横断のKPIを同時に設計します。第二の原則は「変革リーダーの育成」。技術部門に依存するのではなく、事業部門のミドルマネジメントがデジタルを使いこなすためのリスキリングプログラムを並行展開します。第三の原則は「クイックウィンの可視化」。半年単位で具体的なビジネスインパクトを示すことで、組織全体の変革モメンタムを維持します。DXは目的ではなく手段であり、企業変革の文脈のなかで初めて効果を発揮します。DX組織変革デジタル
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